こだわりの洗面台を探す3
2020年11月18日 16時40分
家を新築するにあたり、洗面台も決めるとなった時には正直何でもいいやと思っていました。
実際なんのこだわりも無く、ホースのように伸びればいいや位で今の洗面台を選びました。
もうひとつ候補にあがっていたのは安さ重視の伸びないタイプの一昔前の洗面台。
洗えれば十分という感覚だったのでこちらでもいいやと思って居たところペットを飼う事になり、今の洗面台にしました。
今使用している洗面台は洗うスペースがとても大きく、ペットを洗うにも十分のスペースが有り、子供が産まれ小さいうちは
夏場の暑い時期には洗面台で遊ばせてそのまま汗も流すなんてこともしてました。
なんのこだわりも無く今の洗面台を選びましたが、もう一つの洗面台にしなくて良かったと心底思っております。
伸びることによってペットを動かさなくても済むし、子供の体も洗えて、頭も洗えます。
オシャレな陶器の洗面台にも憧れますが、やはり機能性重視で良かったなと思います。
次購入する際にあたってこだわりたい点は収納スペースと洗うスペースの周りにちょっとでも物を置くスペースがあるかと言う点です。
歯磨き粉やハンドソープなどはすぐに手の届くところに置いておきたいですし、ちょっと置けるスペースがあるととても便利だと思います。
洗面台のこだわりは、何と言っても二つ、洗面のボウルがあること、これに尽きます。
ちょっと贅沢かもしれませんが、主人と私とそれぞれ一つずつ、自分専用のものがあるんです。
朝同時に歯磨きしていても、グチュグチュぺっとするのを待たなくてもいいのは最高です。
中古の家を買って、最初にリノベーションしようと思ったのが洗面台です。
寝室からバスルームへ行く手前にスペースがあったので、そこへ今の洗面ボウル2個が実現したのです。
壁はもともと白で、洗面台周りも全て白で統一しました。
正面に大きな一枚の鏡を配置して、左右の壁には埋め込み式の薄型の小物入れを取り付けて、洗面台の上に出ているものを極力なくせるようにしました。
この小物入れの扉も鏡になっています。
収納が多いので、洗面台の上に出ているものは、石鹸置き2個、それぞれお気に入りの物が違うので、
それと歯ブラシたてと陶器のコップは真ん中に、テイッシュボックスは主人サイドに置いています。
私の方には、小さい花瓶に季節の花をちょこっと飾って楽しんでいます。
今の季節は庭のスイトピーが次々咲くので、それを飾って香りも一緒に楽しんで。
ほんの少しでも植物があると、周りの空気が違うように思うのは私だけでしょうか?
お気に入りの洗面台周りは、常に整理整頓して、鏡も綺麗に磨き、植物のパワーも感じられる我が家のパワースポットです。
私が洗面台にこだわる点は幾つかありますが、大ざっぱに言うと「掃除しやすく汚れにくい」、「ゆったり使える」この二つです。
長いこと昔ながらの洗面台を使って暮らしていましたが、掃除をしていてもなかなか劣化が激しくて毎日使っていても気が滅入る有り様でした。
特に来客があって洗面台を使われる時などは、綺麗にしているつもりでも恥ずかしい気持ちで一杯でした。
そんな私の気持ちを察してか、ある日両親が洗面台を新調しようと思うのだけどと相談を持ちかけてくれたのです。
かくして我が家に私が理想とする美しい洗面台が登場することになりました。
まず水垢などで汚れにくくするために水周りはタイル張りにしました。それも地味なものではなく、明るい色の細かいタイルがモザイクのように美しいものです。
使っていても気分が明るくなります。
それから、元の洗面台というのは化粧品その他を置く場所に扉が無くむき出しの状態だったのが、新しいものは前面が鏡貼りの収納棚という作りでした。
埃や日光から化粧品を保護することも出来ますし、何より見た目に美しく片付いているのが最高でした。
もちろん、物が出しっ放しにならないことで、掃除もしやすくなりました。
収納と言えば、洗面台の下の部分も大きく変わりました。以前は大きな開き扉があるだけで、そこに洗剤や石鹸その他を入れておく程度にしか使えませんでした。
しかし、新しい洗面台には脇に小ぶりの引き出しが4つあり、その横に大きな開き扉の収納スペース(棚付き)がありました。
引き出しがあることで、ドライヤーやブラシ、コットンや綿棒などを細かく整理して片付けることが可能になりました。
広いスペースには替えタオルやティッシュペーパーなども収まりました。
次のポイントである「ゆったりと使える洗面台」というのは私の中ではデパートやホテルのトイレにある化粧台付きの洗面台のイメージです。
昔ながらの洗面台というのは水周りに置けるのが石鹸やスポンジくらいで、外した眼鏡やタオルを置くスペースもありません。
それまでは同じく洗面所にある洗濯機の蓋の上に物を置いたりしていました。
それが新しい洗面台では洗面ボールの片側に50cmほどのスペースが出来たため、そこで物を濡らさずに置けるようになったのです。
新しくキレイで使い勝手の良い洗面台は、家族みんなを毎日朝から元気にしてくれるようでした。
夜疲れて帰ってきても、ホテル気分の洗面台の鏡の前に立つと「また明日も頑張ろう」、そう思って自然と笑顔が出てくるのです。
家全体のリフォームは難しくても、洗面台だけなら何とかできるお宅も多いのではないかと思います。
最近はご自分で好みの洗面台を作られる方もいるようです。新しくする際にはネットでいろんな方のアイディアなど情報収集されると良いと思います。